私は2000年に生まれました。

前回初めての「ブログ」を書かせていただきました。

今日からは私が生まれてからのお話を、ここに書き残していこうと思います。

 

私は2000年の秋、この世に生まれました。

こんな書き方をするとなんだか大げさに聞こえるけれど、気がついたらこの世に生まれていました。

お母さんに本当に感謝です。

生まれる予定日より1か月早く、私は未熟児で生まれました。

生まれてすぐに保育器に入り、お父さんお母さんと触れ合うことができる時間は限られていたようです。そのときのことは、大きくなってから残されていたビデオテープを見て知りました。

保育器の中にいる自分は、本当に小さくて、まるでおサルさん。可愛いか、と聞かれれば、小さすぎてなんだこの生き物は、という感じです。

だけど、そんな私のことを小窓から覗いているお父さんとお母さんの顔は、愛でいっぱいだったように感じます。私の記憶には無い、若いお父さんとお母さんの顔。

その顔を見ただけで、私はこんなに愛されて生まれてきたんだなぁと感じることができました。私の知っているいつものお父さんお母さんの顔とは、また少し違う、幸せそうな顔。見ている私まで心が温かくなるような映像でした。

私は1歳になるまでに6回入院をしました。

体があまり強くなく、その中にはお医者さんに「ご家族を呼んでください」と言われたこともあったそうで。お父さんとお母さんはどんな気持ちだったのだろうと、私には分かるとは決して言えないけれど、想像しただけで本当に辛い思いをさせたんだろうなぁと、申し訳ない気持ちになります。

だけど、お医者さんやお父さんお母さん、たくさんの人たちの力を借りて、保育器から出られるまで大きく育ててもらいました。

 

今日はここまで。お母さんのお腹の中にやってきてから私が生まれるまで、そして保育器から出ることができるほど大きく育つまで。全てが奇跡で、だけどそれはお母さんをはじめ、多くの人たちの支えがあったからこそ起きた奇跡で。やっぱり人間はひとりでは生きていけないんだなぁと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

たくさんの人たちに生かされた命をもって、今日も私は生きています。